以前のがん化学療法(抗がん剤によるがん治療)は入院して治療を行うことが一般的でしたが、新規薬剤の開発や副作用の軽減などの医療の進歩によって、今では外来でも安全にがん治療を受けることができるようになりました。
以前のがん化学療法(抗がん剤によるがん治療)は入院して治療を行うことが一般的でしたが、新規薬剤の開発や副作用の軽減などの医療の進歩によって、今では外来でも安全にがん治療を受けることができるようになりました。
がん化学療法を受ける患者様においては、何よりも安全管理が重要になります。当院の化学療法の治療スケジュール(レジメン)は全て登録制となっており、化学療法専門医のコンサルトを受けるだけでなく、レジメンを審査する委員会で承認を得て使用しています。登録されたレジメンは電子カルテシステムからのみオーダーが可能となり、抗がん剤の投与スケジュールの過誤や過量投与の防止に役立っています。
また、実際に患者様に投与する前には看護師と薬剤師が処方内容を二重でチェックすることで入念な確認のうえで、安心安全な状態でがん化学療法を行っています。
担当医 | 診察日 | 診療時間 |
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川上 和之 東京女子医科大学 化学療法・緩和ケア科 元准教授 |
毎週 火・金曜日 | 午前・午後 |
化学療法室では、治療中の患者様の苦痛を少しでも和らげるため、リクライニングチェアが整備されています。
また、がん化学療法で最高の治療成果を上げるためには正確な抗がん剤の調製が不可欠になります。当院では、薬剤師が5名常駐し、高い技術と最新の知識をもって正確な抗がん剤調製を行っています。ディスポーザブル手袋、ガウン、マスクを着用し、抗がん剤の曝露を避けるとともに安全キャビネットという装置を使って無菌的な調製を行います。
この様な、ハード・ソフトの両面から、安全性の高い化学療法を実施しています。
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化学療法室 |
無菌調整室 |
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