膵臓病センター
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今泉 俊秀

「胃が痛い」ので検査を受けたが『異常なし』、処方された胃薬を服用したが症状が改善しないということはありませんか?
近年、我が国においては、急性膵炎・慢性膵炎・膵癌などの膵臓病が増加しています。膵臓病は目立った特徴的な症状がないことから「沈黙の臓器」と云われています。
そのこともあって、特に膵癌では発見が遅れることから「暗黒大陸」と云われ、恐れられる所以です。実際に発見された時には病勢がかなり進んでおり、手の施しようがないことも多く、胃・大腸癌の5年生存率が70%程度である一方、膵癌では10%と低い状況にあります。

膵臓病を早期発見・治療するために当院では、膵臓病センターを設立し内科・外科の経験豊かな膵臓病専門医が、診断から治療・手術まで責任を持って担当させていただいております。
 

 

担当医

今泉 俊秀(センター長)

  • 消化器外科 : 原田 信比古、 小池 伸定、 林 恒男、 齋田 真
  • 消化器内科 : 森下 慶一

受診方法

「膵臓病センター」受診希望の旨を、受付窓口にてお伝えください。
ご紹介状をお持ちの方は、下記電話番号にて診察予約をお取りしております。

042-626-5111(代表電話)

治療方針

今泉俊秀の膵手術2,500例の経験をもとに多様な病態を有し、かつ多岐に亘る膵疾患の治療を行なっています。特に、当院の膵手術件数は、年間50例を越えており国内有数のハイボリュームセンターとして注目されています。

当センターでは、膵疾患の臓器特異性を十分に理解した専門医が、内科・外科・画像診断医との協力体制の下に諸検査に直接関与しながら、個々の病態に応じた適切な治療方針を立てます。

最も治療困難な膵癌に対しては、周辺臓器合併切除を伴う根治手術を基本方針としています。治療に際しては、各種の画像検査法を駆使して術前に評価・診断し、安全かつ確実な手術法を選択するように配慮しています。更に、手術後は早期に退院していただき、外来通院での化学療法を行ない治療効果の向上に取り組んでいます。このように当センターでは、膵癌治療に対し万全の体制で臨んでいますが、何よりも患者様と医療者との「決して諦めない!」と云う信念が肝要となります。

一方、良性疾患では、内科的治療の限界と判断された慢性膵炎・膵石症の方が他施設からも数多く紹介され、外科的治療により良好な経過を得て社会復帰しています。また、膵嚢胞性腫瘍・神経内分泌腫瘍などの低悪性度腫瘍に対して、種々の膵機能温存・縮小手術を工夫開発し、本邦の魁として学会で提言し教育指導しています。

患者様・ご家族との十分な話し合いのうえ信頼関係を築きながら、患者様のご希望を最優先として個々の病態に応じた治療方針を決定するよう努めています。

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