消化器内科には、3名の常勤内科医師がおります。内科認定医、消化器病専門医、消化器内視鏡専門医の資格を持つ者を擁し、消化器内科疾患診断と治療の専門チームとして体制を整備しています。
外来は、毎日内科医師が診察と消化器検査を行っています。
入院診療は、3名の常勤医師からなるグループを中心にコ・メディカルとの協力によるチーム医療を行っています。
年間の内視鏡検査数は、上部内視鏡検査、下部内視鏡検査を併せて11,000件以上、実施しています。また、内視鏡的治療は、大腸ポリペクトミー、粘膜切除術(食道・胃・十二指腸EMR)、粘膜下層剥離術(胃ESD・大腸ESD)を実施しており、年々低侵襲治療である内視鏡下治療の重要性が認識され、実施件数も確実に増加しています。
内視鏡検査に加えて、食道・胃・十二指腸造影や注腸造影、CTスキャンによる多角的な消化器疾患の精密診断を行うとともに、それに引き続き内視鏡的治療を積極的に行い、疾病の早期発見・治療に努めています。
日常診療の中で消化器疾患に対する専門検査に即応する体制を整えており、さらに緊急内視鏡検査なども必要に応じて実施が可能です。消化器外科との密な連携のもとに最適かつ低侵襲の方法による総合的消化器診療の提供に努めていることが当院の特徴です。
当院は、日本消化器病学会認定施設、日本消化器内視鏡学会指導施設に指定されており、消化器疾患専門医師の臨床研修の場としての役割も担っています。内視鏡的治療や経鼻内視鏡等の充実を図り、消化器内視鏡技術の進歩に対応し、更なる発展を目指しています。