八王子消化器病院
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理事長あいさつ

医療法人財団中山会 理事長 八王子消化器病院 原田 信比古

近年の目覚ましい医療技術の進歩と患者様の健康に対する意識や価値観の多様化から、医療機関には高水準で良質の医療の提供が求められております。八王子消化器病院では、診療実績に基づいた知識・技術を駆使した診断を行い、患者様のQOLを最優先とする治療法を選択し、患者様・ご家族と医療 スタッフ全員が連携をとりながら診療を進めております。

日常の診療現場では、外来診察・検査・入院治療・手術後の経過観察までを医長以上の責任(担当)医師が対応。悪性疾患で転移再発が診断された後の治療についても、責任(担当)医師が抗がん剤治療・緩和治療・終末期医療まで一元的に提供できる体制が整っています。更に、大学病院等と同等の医療レベルを保ちつつ、大学や国公立病院等の大規模病院とは異なる98床の中小病院ならではのきめ細やかな患者様主体の医療を行っております。

加えて患者様に安全で快適な療養環境の提供、そして病院職員に対しては優しい作業環境づくりと共に誇り高い職場の提供ができるような地域の中核病院として、また消化器がん治療の専門病院として皆様に信頼される病院づくりを今後共、めざして参ります。

 

1983年、当時消化器外科の世界的権威として海外からも高く評価されていた中山恒明が開設した中山記念胃腸科病院は、1996年に八王子消化器病院と改称され2002年には現在の地に移転新築を果たし今日に至っています。患者様の安全の追求アメニティの向上、高度先進医療の積極的導入など不断の発展と更なる飛躍をめざしています。

●低侵襲性治療・がん医療の最前線
従来であれば外科的手術を必要とした疾患に対して各種の低侵襲性治療を実施、患者様の負担を軽減し、的確で安全な高度治療を行っています。また消化器系のがんに対し、早期発見手術、化学療法、疼痛管理等、最先端の治療を行える医療技術水準の維持に努めています。

●教育制度の特色
消化器外科専門医の修練施設として位置づけられている当院は、大学医局での専門医の教育訓練を補完するのみならず、高度の技術に加え医療倫理、病棟管理・運営に至るまで広範な知識を有する専門医の養成に貢献しています。また全職員に対しても、安全な医療の実現のための研修、実務教育を随時行っています。

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